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5月31日

昨日、久々に剃髪してみた。で、作務衣を着てみた。総長やSIBAのマスターやさっちゃんには喜んでいただけたのであろうか。ビンラディン登場と散々騒がれた卒業式の集合写真も見せてみた。反応は・・・ううむ大爆笑していたな。

5月28日

杉山先生の講義、今日は京大の杉山研究室の『蒙古集史』関連の原史料を見る会だったため、京大での講義となった。
蒙古集史の原典のコピー・・・すごい。思わず魅入ってしまった。宝の山ですな、杉山研究室は。西洋史の人たちも、遠慮せずに見せてもらいに行ったらいいのにね。
「ヨーロッパのパクり」
と酷評されている事なんて気にしないで。ううむ僕も耳が痛い。
なんだか、杉山先生の愚痴が日増しに激烈になっていくような気がする。M2の某氏は、
「あの言葉を聞くと爽快になって元気が出てくる」
そうだが、それよりも先生のテンションと体が心配だ。なんと言っても、彼は日本の至宝だから。

5月23日

甲子園に阪神線を観戦に行ってきた。
え、何、阪神が勝ったから良かっただろうって?いや、確かにそうなんだけど・・・僕は強竜ファンだし・・・まあ巨人が負けたのは確かに気分が良いんだけどさ。
でも、阪神ボロボロだった。はっきり言って、巨人が勝手に負けた試合だったね。谷中はアップアップ、バルデスも危なっかしかったし。川相がエラーした時点で、試合の締まりが消滅してしまった。1塁側アルプススタンドでは応援団が喧嘩してるし。
今日印象に残ったのは、打撃練習で見た松井の打球。ただのライトライナーがスタンド中段に突き刺さってしまうから怖かった。

5月19日

立命館大学であったスプリングフェスティバルのメイン企画、中村哲医師と安齋育郎氏の対談を拝聴しに行ってきた。
中村医師は、パキスタン・アフガニスタンをまたにかけて活動するNGO「ペシャワール会」の代表で、なんとも強烈な生き方をしている人だから、一度講演会に出席したいとは思っていた。
事前に想像していたよりも小柄な方で、語り口調は飄々と、会場からは時折、笑いなども起こっていた。しかし、彼の言葉は、現地で18年間も活動している人であるからこそ言える、千鈞の重みが会った。
私も実際に行ったことがあるから、少しは知っている。あの、5月以降(下手すれば4月以降)には昼の気温が40度を軽く越し、時に50度を超える、あの地の過酷さは。小柄な体だが、その視線や体から出るオーラは周囲を圧していた。
質問者のトップを切ったのが私だったのは、なんだかなあと言う感じだが。しかし、感激した。
明日にはもう、ペシャワールに戻られるという事である。

5月15日

実家から、卒業式のときの集合写真が届いた。
自分でいうのもなんだけど・・・すごいわ。僕の所だけ浮いてる。冗談抜きで、空中浮遊している。これは見てて面白かっただろうね、周りの皆さん。

5月14日

よっっしゃああ!遂に、中日5割復帰だ!
ここに来ての五月反攻、最高だね!テレビで放映してくれないから、観る事が出来ないのが残念だけど。いやあもう、あの5連敗は何だったの一体?それより、生まれながらの竜ファンのくせに
「まだ5連敗くらいしてないのが不思議なくらい」
と言って泰然としていた私は一体なんなんだ?冷静に戦力を分析したら、こーゆー台詞が自然に出て来ただけなんだけど。

5月8日

ある芝居の音響をしている時の事である。
私は何故かしらオペレーションのみをする事になっていて、本番少し前、台本とキューシートをもらって、それに目を通していた。
ふと、あることに気が付いた。
音響機材が、まったく仕込まれていないのだ。既に客が入り始めているというのに、である。
あり得べからざる事態を前に周章狼狽した私は、慌てて機材のセッティングを始めるが、当然のこと、コードが足りないなどのトラブルが続出した。もはや、冷静に自体を分析する事など、不可能という状態に陥り、さらに事態を混乱させるばかり。いかにして最も穏健に事態を解決しようかと、時計を睨みながら、必死で考える。時間だけが、過ぎていく。

気が付けば、朝だった。

旅行中には散々見た(殆ど毎晩、こんな夢を見ていた)種類の悪夢だが、まさか今更見るとは思わなかった。多分、5月5日に行われた、谷底どっきゅん☆倶楽部の同窓会の所為ではないかと思うが。

中島祥子様に、
「そんなに柴田君の事怒ったっけ?」
と疑問を呈された件だが、まあ、「めろめろどらま」のときのオペミス・選曲不手際の連続と、旅行中に散々、夢の中で怒られた事があるためでしょう。念の為に言っとくと、僕には優しかったですよ、彼女は(多分)。

5月5日

下鴨劇場のOB会、「谷底会」に出て来た。1年ぶりに会う人も居て、非常に懐かしかった。
しかし私は笑いすぎた。1年分笑ったような気がする。
店員さんに、「何の集まりですか?」って聞かれるような集団は、滅多に存在しないと思う。

5月4日

友人の結婚式に、押し掛けで出席してきた。[押し掛け」と称するのは、招待状ももらっていないのに、式に参列したからである。まあこんな無茶ができたのは、式の行われた教会が下宿のすぐ近くだったということと、披露宴を執り行わなかったからである。
さて次は、誰の結婚式に出席する事になるのだろう?私ので無い事だけは確かなのだが。

5月2日

ここの所、パソコン遊びに興じているせいか、バイトにおわれているせいか、日記に書くような事もあまりない。ひきこもりの気でもあるのだろうか。
まあもっとも、私は昔からひきこもりがちな人間であった。小学生時代や中学生時代は学校の図書館に昼休みも引きこもって読書していた。高校時代は、近郊の図書館を渡り歩き、立てこもって閉館時間ぎりぎりまで本を読み漁る傍ら、放送室のミキサーの前にこもったり、古本屋にこもっては立ち読みをしていた。そして大学時代には、京都市内の大学図書館に行きまくり、やはり一角にこもっては本を読んだり居眠りしていた。そして旅行中は、博物館や宿に引きこもり・・・
ごめんなさい。やっぱり、私が「ひきこもりの気がある」というのは、無理があるみたいです。

4月21日

「もうそれだけ旅をすれば十分だろう」
よくそう言われるものだが、相変わらず、旅への欲求は絶えることが無い。
「何故そんなに旅をしたがるの?」
ともよく訊かれるが、これについては、
「そこに僕の知らない世界があるという、それだけで旅の理由としては十二分じゃないか?」
と返答している。しかし、それは本音の半分だけのような気がする。
だったら、あとの半分は、一体何なのか。

最近になって、「帰国する瞬間」を楽しむために旅をしているんじゃないか、と思い始めた。
「無事の帰国を喜んでくれる仲間が居るのは良い事ですね」
以前、ある旅仲間からこんなメッセージを頂いたことがある。
海外旅行という、周囲に心配をかける行為は、日本での自分の立場を確認する、という効果もあったのではないか。
日本に居ては、常にその中で安んじて居た輪の中では、けっこう解らない事なのだ、自分の存在の意味も、価値も、重みも。
その、見えないモノを確認する為に最も良い方法は、その輪の思い切り外に、自分の存在を置いてみる事なのだ。それが海外旅行という形を取っていた、ということ。
もっとも、いつも心配させられてばかりの周囲には、傍迷惑な話である。

ふと徒然に、そんな事を。

4月16日

うおおお、日記更新していない。ネット遊びとバイトを繰り返していたら、こんな体たらくになってしまった。最近は、引きこもりがちだ。すぐに直ると思うけど。

4月10日

昨日、ガイダンスに出て来た。当たり前だけど、顔のわかる人が全然いなくなってしまった。
で、今日は京都外国語大学に行ってきた。今後、週一のペースでギリシア語とお付き合いする羽目になる。それにしても、相変わらず壬生は遠い。

4月5日
 
京都国立博物館の雪舟展に行ってきた。ものすごい混み様で(10時半到着の時点で45分待ち)、とても平日とは思えなかった。とても春とは思えないくらい暑いし日差しも強くて、帽子の無い連れはスカーフを頭に巻いて日差しをしのいでいた。帽子を持っていて助かった。

4月4日

昔の事を回想していたら、早速、祥子さんに会ってしまった。壬生で。
といって、遊びに行ったわけでもなければ春の陽気につられてサイクリングしていたわけでもない。第一、今日は風が強かったから外に出たくなかったんだ、本音は。京都外国語大の履修ガイダンスがあったから、えっちらおっちらチャリで駆けていたのだ。これから毎週一回、壬生に行かなきゃいけないのである。遠い・・・

祥子さんを一言で言うと・・・うーん、お姉ちゃんみたいなもんかな。歳同じだけど。こんな事言ったら、祥子さん怒るだろうけど。でも、僕はあまり人に怒られたこと無いから、ここ数年で、僕を正面から叱った人って、祥子さんくらいしかいないんだよね。だからなのかどうか、自分が下劇でドつぼにはまっていた時は避けてたような気がする。そう、2回生の冬、「めろめろドラマ」という芝居をやっていた時。あの時がいちばん酷かった。彼女の顔が見たくなかったから。
今だから言える、こんな話。

4月3日

谷底どっきゅん倶楽部のHPに私の紹介が乗っていたので、それに事寄せて。

あの集団での私は、全て丸出しでした。祥子さんには・・・全部バレてたよね、僕の本性は。神経質なところだとか、その他色々。いや、他の皆にもそんな事は解ってただろうけど、特に彼女には。
おかげで、今でも頭が上がりません(笑)。
下鴨劇場に参加するまでは、殆ど同級生と話をしなかったように思う。完全に浮いてたから。あそこに入ってからだろうね、人と積極的に付き合うようになったのは。
ふと徒然に、昔の事を。

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