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12月28日

本年を振り返って

ギリシャ語に忙殺されたのが最大の誤算だったな。

12月26日

大戸先生に、一昨日渡邊先生に見せた卒論補稿を見ていただいた。
「未だまとまりに欠けていると言わざるを得ませんな」
見ていただいた感想がこれ。人格温厚だが、ここぞという所では容赦しないお人やと感じた。

ついでに今夜は、T2マフィアSIBAの会。約3名飛ばしすぎ。この3名のうち、一人が
「ギリシャ語かラテン語か、どちらか古典語をやりたい」
といった時、残り2人の声が
『ラテン語をやるべき』
と期せずしてハモったのは印象的だった。

12月24日

クリスマスなる風習には縁が無いのだが、ここ数年、その傾向がより顕著になってきている。
理由は、昨年も今年も卒論の最終指導なんぞを受けているからだろう。
その最終指導で、「君は去年は出せないんじゃないかと思いました」と渡邊先生に言われて、私は苦笑いするしかなかった。
「まあ今となっては笑い話だ」
全力で顔が引き攣る様な笑い話ですな。

12月18日

昨日は凄い状態だった。
取り敢えず、史学ゼミ忘年会。隣接して、院生の方々が信一郎先生に連れられて呑んでいた。1回生や2回生といろいろ話したのは良かったように思うが、その分、他の人々の話を聞けなかったのは遺憾である。終わり際に岡田君の落としていった爆弾は面白かった。
今日は、ギリシャ語の本年の最後の講義である。まだまだ修行が足りないという事を、毎授業毎授業、痛感してきた。その痛感した結果が先生とのマンツーマン状態かよ。おいおい私は外大生じゃないぞ。

ついでに。
トップページを更新しました。2001年度卒業式で、全ての人々を絶句と爆笑の渦に叩き込んだ写真を御堪能下さい。

12月15日

京大で、『古代史学会』の第一回大会があった。
もっとも、古代史と言っても西洋古代史の話。ほかに名前のつけようは無かったんかいな。まあいいか。
発表者は若い方ばかりだったが、出席者が凄かった。日本の西洋古代史の大物が目白押し。東大から本村教授が来てたりしてた。まあ、最後の大戸先生の総括は、西洋古代史の切迫感を切実に、しかし先生らしく温和に述べたものだった。驚いたのは、京大の南川先生が私の顔を覚えていてくだすった事か。前にお会いしたのは99年だったんだがな。
そのあとに中村健氏の出るワンダリングパーティーの芝居を見に行ってきた。花木友美の顔を見るのが半年振りだ。もっともこちらを見に行ったおかげで、古代史学会の懇親会に参加できなかった。それはそれで仕方が無いか。

12月14日

後輩源馬様の出演する、遊劇体の芝居を見に大阪に行ったのだが、京阪電車で行ったら同じ車両に電子游戯科学館の大木賢二さんが乗っていて吃驚した。うはは。
梅田で古本屋をシラミ潰しに回ってみた。高津春繁氏の『ギリシャ語文法』何処にも無い・・・そんな事をやっていたら芝居に遅刻しそうになった。

12月9日

3・4コースの講読で、
「柴田君、今美保美術館でやっているバクトリア遺宝展と言うのを御存知ですか?」
と大戸先生に言われてこけた。御存知なかったんですか・・・それが解っていればお誘いしたのに。

12月8日

滋賀県にある、美保美術館に行ってきた。特別展『バクトリアの遺宝』展がお目当てである。8月から10月にかけてやっていた京都文化博物館の『平山郁夫コレクション−ガンダーラとシルクロードの美術』展といい、アフガニスタン大人気だな、と思わぬわけでは無いが。
展示品は相当に充実しているし、館員によるギャラリートーク、さらには大英博物館の学芸員を呼んでの講演会と、催事も相当なものであった。7月末には、元フランス・アフガニスタン考古学調査団長のポール・ベルナールまで呼んでしまったらしい。畜生私も拝聴したかった・・・
展示品は充実していたが、その分、展示があまりにも雑然としすぎていたのが難点だった。つまり、詰め込みすぎ。加えて、遠すぎる。20分ほど田園地帯を走って、その後山道を通っていくのである。JR石山駅からバスで50分。しかも1時間1本。アクセスの悪さは指折りである。しかし陳列品を目当てに海外からも客がやって来ていた。たいしたものである。

12月2日

猛烈に眠いのだが、そんな中で大戸先生の英書講読の予習をやったら、へろへろの出来で撃沈した。全く睡眠不足は私の持病な訳だが、それにしても今日のは酷かった。

11月29日

久し振りに立命館大学に行ってきた。参考文献の閲覧と、願書の取得、及び、友人赤塚氏の演習発表を拝聴するためである。
しかし、ゼミの開始時間を1コマ分、1時間半間違えたが故に、発表を聞くことが出来なかった。
それにしても、立命の西洋史演習は、大戸先生お一人で中世史までも見ているのである。これは大変だ。渡辺先生も南川先生も、こんな所で鍛えられたのだなあ。

11月26日

本日の史学ゼミのお題、ウォーラーステインの階級区分論、議論の空中戦ぶりが非常に面白かったが、こんな事に打ち興じていられたのは、内容そのものの言いたい事が解り易く、しかも証拠立てて論じられていないという点にあったのではないかと思う。成る程、杉山先生の言うとおり、ウォーラーステインは嘘つきと言われても仕方が無いなあ、これだけ証拠出さずに論を展開していたら。
しかし、ウォーラーステインの階級論の混乱振りは、彼一人の混乱に帰せられるべきではなく、そのまま現在の経済学・社会学の階級区分の混乱をそのものズバリで現しているものである、という取り方も出来るように思う。

11月25日

オーストリアの右翼、自由党が選挙で惨敗したようである。彼らに対する支持の薄さと言う点については、私は既に2000年11月、イタリア・ナポリの宿で確認しているが、それがそのまま現れた形と言えよう。

11月22日

後輩、ナカノ実験室の演出による、卒業公演『メガネ大使』を観てきた。おいおい、初演(昨年7月)の時も1回生が主役だったけど、今回もかよ。しかも卒業公演の主役が昨年に引き続き、今年も1回生か・・・これ以上書くと、なんだか老人の繰言になってしまうから書くのはよすが。

11月20日(朝)

少々過激な物言いになるが、新聞をチェックしていての一言。
『読売戦の中継を観ているよりも、アダルトビデオを2時間続けて鑑賞したほうが、子供の情操教育には有益である』

11月19日

京都府立大学同窓会会報のとあるページを開いて絶句した。昨年度卒業式の写真が、私の写真が氏名・所属団体・経歴入りで載っていた。これは周りの人間面白かっただろうな・・・

今日は博物館実習講義で、二条城の障壁画の修復の様子を見学。凄いね。二条城見るのは多分12年振りだし、物凄く幸せな気分だった。史学ゼミはサッパリ解らなかったが。

11月15日

かつて私を玩具にしていた自治会委員長F原女史と酒を呑んだ。来年は中国に行きたいと言っていた。なんだか、中共万歳になって帰ってきそうな気がして、それが不安だ。それより彼女は海外に全く興味が無いはずじゃあなかったかな・・・歳月は人を変える。

11月14日

昨日、京都外大に授業の為に行ったら、なんと入試のため休講。果てしなくヘコんだ。

今日は院生の修論中間発表があったのだが、それに先立って、先生に院入試の際の卒論の修正について相談してきた。ええい、なんだって京大の二次試験でロシア語の考査が無いんじゃ!

11月11日

今日はポッキ−の日・・・らしい。某CMの見すぎだろう

今日は年来の想い人に会ってきた。と言っても、書籍なのだが。春江一也著『プラハの春』(新潮社)である。その昔、ハンガリーのブダペストに居た時、テレザハウスのすぐ近くにある日本人宿ヘレナハウスに置いてあったので、よく読みに行ったのだ。
この本の白眉は、著者の経歴だろう。外務省の職員、しかも、プラハの春当時のチェコスロバキア大使館館員。従ってこの本は、単に『小説』として切り捨てるような事は出来ない。内容が、ズッシリと重い。充分、検討に値するようなモノと言えよう。何、役人の書く事は所詮公式発表だから信用できない?新田次郎も役人だぞ。

もひとつついでに。大戸先生の院生の講読の授業で、C.A.ベイリーと言う歴史家の書いた論文を要約した。非常な難事業だったが、何とか完成した。なかなか面白かったね。第二次大戦前の英国の歴史家の『オリエンタリズム』や『アーリア人至上主義』『西洋による東洋の救済』というテーマを読みながら、これはナチスドイツを批判している論文ではないという事を、思わずくどいほどに確認してしまった。隣で院生の奥崎君が、「なんじゃこれは」と失笑していたのも無理はない。これからの研究にかなり関わってきそうだ。

11月10日

佛教大学図書館が日曜日も開館している事が判明した為、今日も佛大図書館にカンヅメ。あそこまで行く坂を上るのが大変なのよ。足が筋肉痛。

11月8日

偉大なる珍友H氏の助力により、掲示板がマトモにHPトップに戻る事が出来るようになった。
しかし、今度はカウンターが回っていないぞ。どうなっているんだ一体。
今日はその珍友H氏に、某K阪バイトの同僚N氏を誘って、北大路某所で痛飲・・・していたのはどうやら愚僧だけだったらしい。ああ酔うた酔うた。

11月5日

−(食事中の方は閲覧を御遠慮ください)−
佛教大学からの帰り道に座薬を買ってみて驚いた。高い。今までは痔の治療には専ら軟膏を使用していたのだが、思い切って座薬を買ってみたらこのザマだ。大体、座薬を使用する事自体が、軽く10年以上ぶりになるように思う。
入れてみた。物凄く変な感じ。しゃがむと薬が出そうになるし、尻の筋肉は突っ張ってしまうし。それでも、効いている様に感じてしまう。

11月4日

『T2マフィアのSIBAの会』なぞと書くとなんのこっちゃいなという感じだが、私と友人の総長・赤塚氏の3人が、打ち揃って四条川端の某所に集って呑んだだけの事である。なかなか愉しかった事はよく覚えている。酒のおかげで頭が呆っとして・・・

11月3日

後輩藤田訓佳君の出演する、クラッカージャック『パニックランチャー』を見てきた。京都産業大学、山の上だと思っていたら、思ったほどには坂はきつくなかった。訓佳君最高。それにしても、下鴨劇場OBは、私と門之園女史しか来て居無かった。皆様多忙なのであろうか。その後、学祭見物をした。偶にはこういうのも良いか。


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