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小生が音狂部長(誤字ではない。これで正しいのだ)として最後に望んだしばいが、この『ある日、僕らは夢の中で出会う』でした。
この芝居、一番大変だった所は、MEよりも、電話のシーンを再現する所。つまり、片一方の音を、全て私が手元のMDでタイミングを取って再生するのです。従って、私はそのシーンに全神経を投入した結果、(ゲネプロを含めて)5回のオペが終わった次の瞬間、
『これは俺の最高のオペだがやれと頼まれても二度とやる事は出来ない』
と放言しまくりました。この芝居1ステごとに、確実に半年は寿命が縮んでいたのではないかと思います。
この芝居は新歓公演でしたが、私以外に中島祥子(演出)・藤田敦(第二代座長)の二人が第一線からの引退を表明しました。