☆山上のアクロポリス


ペルガモン(現ベルガマ)のアクロポリスにて

ペルガモン王国はヘレニズム時代初期に小アジアの一小国としてスタートし、後に小アジアに大きく勢力を張った。その首都の中心が、現市街地の中心からは7q離れた山の上にある、このアクロポリスである。
アゴラにあった神殿が丸ごとひとつベルリンに持って行かれてしまっているが、今もなお、そのアクロポリスは偉容を誇っている。とりわけ印象的なのが、バックに見える劇場であろう。居眠りしてバランスを崩そうものなら、転げ落ちて死んでしまうのではないかと思ってしまうくらい傾斜が急である。
まあ、一番保存状態が良いのがトライアヌス帝の神殿ではあるのだが。ペルガモン王国の王宮なんて殆ど残っていないし。しかし、急峻な所に立っているものである。

ペルガモンのアクロポリス 入場料 10YTL(学割無し)

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