5、故宮にて

故宮城内にて

御存知、北京の故宮である。中華の皇帝の宮殿であった当時は、紫禁城と呼ばれていた。
この写真では済ました顔をしているが、実はこのとき、体がボロボロだった。連夜の睡眠不足に加え、次なる目的地・曲阜への列車は夜の10時過ぎ、という状態であったのだ。しかも、この前日が旧正月(春節)にあたり、故宮は閉まっていた。『地球の歩き方』の「年中無休」という記述を信じた私が莫迦だった。そのため、この日はあまり期待せずに足を運んでみたら、開館していたという按配である。どれだけ期待していなかったかというと、バックパックを背負ったまま観光しているという、その一事でお分かりであろう。いやもう、ほんとに重かった。広いから、足が痛くなるのだ。こんな所に住んでいたら気がおかしくなるのではないか、と本気で思う。

故宮 入場料:50元(学割を期待しないように。無駄ですから中国では)
    休館日:毎年旧正月

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