☆トライバルエリア（部族地域）の武器商店

パキスタン・アフガニスタン国境最大の都市ペシャワールの郊外には、アフガンからの難民のキャンプが存在する。この難民キャンプに隣接して、バザールが存在するこのバザールでは、外国からの援助物資や密輸品や武器や大麻などが取引されている。現地でガイドをやっている物好きなおっさんに連れられて、私はバザール裏手の武器商店に入った。そこで撮ったのが上の写真である。他にもライフル構えたり巨大な大麻樹脂を抱えたりという愉しい写真もあるのだが、愉しすぎるような気がするので、辛うじて掲載を思い止まった。 イスラムの戒律では当然、大麻は禁止である。しかし、厳格にイスラムを守っているはずのタリバーンは、大麻の取引によって資金を稼いでいる。他の産業が根こそぎ破壊されてしまったためであるが、イデオロギー的には苦しいところだろう。バーミヤーンも破壊しちゃって、手っ取り早く外貨を稼ぐことができる観光資源を破壊しちゃって、後どーする気やねん。