☆国境の風景

印巴国境ワガボーダー上にて

パキスタン首都イスラマバードで下痢に倒れた私は、インドビザを取った後、副首都ラワールピンディーで静養に勤め、何とか体調を回復させた。しかし、再スタートした結果、国境の街ラホールで下痢が再発し、へろへろの状態でインドへの国境にトライした。この国境、ワガボーダーは、通過するために、1km近く歩かなければならない。下痢に苦しむ私にとっては、悪夢以外の何物でもなかった。その憔悴しきった状態で、同行のチェコ人パヴェルに撮ってもらったのが、上の写真である。
一ヵ月半後、インド側からこの国境を突破した私は、自分の歩調を確かめながら、西への道に向かった。
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