☆気分はシャー(王様)である

イランの古都イスファハーンの「イマームの広場」のチャイハネにて

イスファハーンのバザール「イマームの広場」には,観光客相手の店が軒を連ね,土産物を仕入れるにはもってこいである。私はここで土産物をしこたま買い込んで,日本に発送した。3sほどの荷物の日本への空輸料金が,112000リアル(大体1400円くらい。1ドル=8200リアル,’00年8月時点)であった。船便なら遥かに安く上がるはずである。
バザールの一角にチャイハネ(中東式喫茶店)があり,そこで水煙草を吹かしてみた。美しいバザールの夜景を見下ろしながら水タバコを吹かすと,気分はまさしくシャーである。しかし煙との相性が悪い私の喉はこんなことやったおかげであっさり焼けてしまい,これ以後,私はあまり水煙草を楽しんだことは無い。ちなみに,チャイとは紅茶のことであり,イランでは,口の中に砂糖や飴を含みながら飲むのが流儀である。
この写真を見た某友人が,「これは阿片窟の写真か?」と,問い質してきた。ご期待に添うことが出来なくて残念だが,これは健全な写真である,一応。
ついでながら、「イラン高原」というくらい,イランは国土の大半を乾燥した高地が占める。夏の日中は暑いが,日陰は非常に涼しい。
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