☆カラコルム・ハイウェイの光景3

パキスタン側の国境の集落・スストには、幾つか商店が並んでいるだけである。この商店のひとつで、急いで余った中国元をパキスタン・ルピーに替えた。ここでは一泊することになった。正直、フンザへと心が急いていたが、宿を定めて外を歩いてみると、そのあまりの美しい光景に絶句した。2泊はしんどいが、一泊するくらいの価値なら十分にあるだろう。この宿、電気が通っていないらしく、夜は電気がつかなくて真っ暗。星空が綺麗だった。
で、国境から宿に運んでもらったのが、この写真。パキスタンの交通は、実は日本の中古車が支えているのである。私は正直、腰を抜かすかと思った。まあ、車が通るのが日本と同じ左側だから、日本車が使いやすいのだ。そんなわけで、パキスタンの道路は殆ど日本の植民地である。

ススト・マウンテンリフュージホテル:ドミトリー50ルピー(約百円)

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