☆天空の玉座を求めて

イラン・ペルセポリスの入り口にて

まだ幼かった小学生の頃、学研だか何処だかの『世界の歴史』シリーズに載っていたペルセポリスの写真を見て以来、その地を訪れるのは夢、いや、果てしない妄想であった。
世紀の変わり目にあたる2000年、真夏のイランに突入した私は、入国四日目に夜行バスでシラーズの街に到着した私は、街中のタクシーの運ちゃんに客引きされるまま、為すがままに、市内から55km離れたペルセポリスの廃墟に到着した。「思ったよりも小さい」というコメントも結構しばしばに聞くが、ひとつの宮殿の遺跡だと思ったらやっぱり巨大である。ちなみに夏休みだけあって、日本からのツアー客が観光に来ていて、私は便乗してガイドの説明を聞いていた。
そのすぐ近くにナクシェ・ルスタムという巨大なレリーフがあり、当然そちらも見学してきた。

余談であるが、このタイトルは京都府立大の中国史の渡辺教授の著書のタイトルからもらってきました。

ペルセポリス:入場料5万リアル
ナクシェ・ルスタム;15000リアル
両遺跡とシラーズ市内の往復運賃:7万リアル
シラーズの宿 ホテル・トゥース:シングル25000リアル
  (1ドル=8200リアル)

inserted by FC2 system