☆ベーカー街221のB

イギリス・ロンドンのシャーロック・ホームズ博物館にて

探偵小説を確立するのに最も貢献した作家の一人として、 『シャーロック・ホームズ』シリーズを書いたコナン・ドイルの名をあげる事に異論のある人はいないだろう。小学生の頃、私は父に買い与えられた『バスカヴィル家の犬』を手始めに、ホームズシリーズ全巻を(日本語訳です当然)読破した。その後、このロンドンのホームズの居宅を訪ねる日を心待ちにしていた。
ところで、ホームズの居宅といっても、それは観光用に作り上げられたものだ。しかし、そこはそれ、最盛期(ヴィクトリア女王期)の大英帝国の、首都の下宿のレプリカを見学できるという、これまた得難い経験ではある。勿論、ホームズに関係のありそうな手錠やピストル、タイムズ紙など、種々雑多なものがおいてある。入り口には警官が居るし、ドアを入ってすぐのところには、「最後の事件」でライヘンバッハの滝に落ちそうなホームズとモリアーティ教授の絵が置いてある。階の上に行けば、そこはホームズに登場してくる人物たちの蝋人形館である。そして世界各国のシャーロキアン(ホームズファン)たちの足跡を残す、ゲストブックがある。
そして居間にはパイプと鹿撃ち帽と暖炉があって、ご覧の様に、記念撮影をする事が出来る。まあホームズさんにはこんな髭は無かったみたいですけれどもねえ。 

          
シャーロック・ホームズ博物館 入場料6イギリスポンド(1ポンド=165円位)
             所在地  ベーカー街221のB

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